自治自立の精神をもち、良心のもとに行動できる人。それがわたしの思い描く同志社人の姿です。言い換えれば、自分で考えて判断し、信念をもって前進していく人。また、人の痛みを知り、自らの力を世の中のために役立てる人──。わたしたちはそうした「同志社スピリット」にあふれる人を育てていきたいと考えています。
「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」を土台にした同志社香里の教育は、まず第一に確かな基礎学力を育むものです。学ぶ力があってこそ未来を主体的に切り拓いていけるという考えから、週6日制のカリキュラムをはじめ、学力強化につながる先進的な学習制度を用意しています。
その上で、同志社の根幹となるキリスト教精神を学ぶ聖書の時間や、活躍する社会人に学ぶキャリア教育、ほかにもボランティア活動や国際イベントへの参加など、人間としての成長をうながす教育機会を豊富に設けています。伝統的に活発なクラブ活動も、よき学びの場の一つ。目標の実現に向けて全力を尽くす経験から、学べるものは決して少なくありません。
受験勉強にとらわれないで学ぶ豊かな時間は、多感な若者にとって人生の大きな糧となるでしょう。また、個性豊かな仲間たちと切磋琢磨するなかで、強くなっていく同志社人としての絆は、生涯の大切な財産になると思います。個性と学力と可能性を大きく伸ばしたいと願うみなさん、同志社香里でともに大きく成長していきましょう。